ダニ対策の基本

ダニは放っておくと、いつの間にか知らないうちに人体に被害をもたらします。

ダニ対策をするためには、まずはダニの性質を知り、予防することが大切です。
アレルギーになってからでは厄介ですし、一気に駆除するのは難しいですからね^^;

では、予防が大切な理由と、基本的なダニ対策の考え方を説明します。

ダニとダニアレルゲンは分けて考える

ダニがいなくなれば、アレルギー反応がなくなるのかと言えば、そうではありません。
生きているダニと、ダニアレルゲンの原因物質は違うのです。

ダニアレルゲンの原因物質は、ダニの死骸や排泄物、抜けがらなどです。
これらは、風化して細かい塵になり、空気中に浮遊するようになります。
生きているわけではないので、薬でダニを退治したところで、なくなるものではありませんよね。

生きているダニを駆除するのは、今後、繁殖を抑えるためです。

アレルゲンを抑えることまで考えるなら、

  1. 生きているダニを駆除する
  2. アレルゲンの原因物質を除去する

という2つセットで行わなければなりません。

今アレルギーを発症していない人でも、
今後のことも考えて、原因物質まできちんと除去した方がよいでしょう。


ダニの繁殖条件

ダニの繁殖条件は、

  1. 至適温度
  2. 至適湿度
  3. 繁殖場所

が整うと爆発的に繁殖しています。
ダニによってさまざまなのですが、屋内での発生が最も多く、アレルゲンとも関係している
チリダニ類を例に挙げます。

チリダニ類は、人のフケやアカ、ハウスダストを餌とし、それらが蓄積するような場所に生息します。

繁殖できる温度範囲は10℃~35℃(至適温度は20~30℃)、
相対湿度は60~80%です。
ダニは乾燥に弱いので、湿度がそれ以下だとなかなか繁殖しませんし、
80%以上だとカビが繁殖するため、ダニの繁殖が抑えられます。
(カビを餌にするダニが生育する可能性はあります)

このことを踏まえると、私達が生活の中で工夫できることは、
掃除することはもちろんですが、合わせて湿気・換気の管理が大切です。

居住環境を工夫する

ダニを完全に抑えるのは難しいですが、
環境を工夫することで発生を抑えることは可能です。

換気を良くして湿気を逃がすことと、ハウスダストを溜まりにくくするようにしましょう。
気をつける部分を紹介します。

フローリングよりも、畳・じゅうたんは繁殖しやすい


tatami / ototadana

フローリングは風通しがよく、掃除もしやすいのでダニは繁殖しにくいのですが、畳、じゅうたんはハウスダストや湿気が中にたまり、繁殖しやすい条件が整います。
畳やじゅうたんはなるべく、気温の高い時に干した方が良いでしょう。

畳とカーペットを二重にしているような場合は繁殖率が高くなります。
そのような使い方はなるべく避けるか、カーペットの裏面までこまめに掃除をすると同時に、ダニ捕りロボのようなダニ駆除ツールを設置することをお勧めします。

フローリングについても、掃除をしなければ四隅からホコリがたまり、ダニも繁殖しますので、
定期的に掃除するようにしましょう。

寝具はダニ対策が難しい


Hostel futon / hildgrim

寝具は、1日の3分の1を使っているにもかかわらず、
ダニ対策として最も扱いが難しく、ダニの恰好の住み家になっています。

布団を干すと、ある程度死ぬダニもいますが、多くは布団の内側に逃げますし、何よりダニアレルゲンは日干しでは全く解決になりません。

さらには、布団をたたくとダニアレルゲンが塵化して、布団に余計からまり、アレルゲンが増しますので、絶対に叩いてはいけません

なので、布団をダニ対策するということであれば、
丸洗いしかありません。
ドライクリーニングではなく、水による丸洗いです。

これは個人では難しいので、丸洗い専門のクリーニング業者に、
定期的にお願いすると良いでしょう。
半年に1回ほどでOKです。

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全国一律送料無料です。

また、布団は上げ下ろしの時に空気中にアレルゲン量が急激に増加することがわかっていますので、
上げ下ろしの際は通気を良くしてから行って下さい。

既にハウスダストのアレルギーに悩まされている方は、
これ以上悪化しないためにも、布団をダニゼロックのような防ダニ布団に変えることをお勧めします。

掃除中は通気を良くする


IMG_4513 / yoshimov

掃除をこまめに行うことは大切です。
そしてそれと同時に、窓を開けて通気性をよくしましょう。

物を移動したり、掃除機をかけたりする時は、
ダニを含んだ塵が空気中をまいますので、
それを外に逃がすためにも、アレルゲンを大量に吸ってしまわないためにも大切です。

また、窓が開けられない環境にいる場合は、
ダニ・カビにも対応した空気清浄機が有効です。

収納や家具の湿気対策


クローゼットa / neco

用がある時にしか開けない収納は、湿気がたまりやすくなっています。
そこに布団や服を入れると、ダニがそこに移ってしまいますので、
収納の湿気対策も大切です。

対策としては、湿気取りを置いたり、たまに換気したり、
通気性を確保するように物の置き方を考えると良いでしょう。
整理整頓をすることはもちろんですが、すのこを置くのも効果的です。

更にはダニ捕りロボをおけば、クローゼットのダニを駆除できます。

家具についても同じで、壁から5センチほど離しておき、
空気の流れを作ると良いでしょう。

観葉植物は湿気を呼ぶ


small plant. / yuko_okuy

観葉植物を置くと心が和むので良いのですが、
同時に、ダニが好む高湿環境になりやすいことも頭に入れておきましょう。

観葉植物を置いている部屋は、通常の部屋以上に換気して、湿気対策を行って下さい。

ペットはペット由来のダニを連れてくる


Cute Dog Puppy / epSos.de

ペットを室内で飼う場合、犬には犬、猫には猫に寄生するダニを室内に連れてくる場合があります。
これらのダニが多くなると、チリダニによるアレルギーとは違う種類のアレルギーを発症してしまう可能性もあります。

例えばマダニ類や、犬に寄生するイヌツメダニ、イヌミミヒゼンダニ、猫に寄生するネコショウセンコウヒゼンダニなどです。

これらは、寄生主の種が決まっていて、人に寄生することは少ないのですが、
まれに人に疥癬症が感染することもあります。

ペット自体も自分で引っかき傷を作ってしまったり、血を吸われたりしますので、
掃除機で毛や垢を吸ったり、草むらにつれていかない、毛がたまりやすいじゅうたんを敷かないなど、
ダニが繁殖しやすい条件を作らないように気をつけて下さい。

もしペット由来のダニが発生した場合は、獣医師さんの指示に従って下さい。


工夫する点はまだありますが、共通する予防法は、
ホコリをためないように掃除をこまめにし、湿気を逃がすために通気性を良くすることです。
それでもダニは少なからず発生しますので、同時にダニ捕りロボのような駆除ツールを使うと良いですね。

ダニ駆除対策

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