ネズミや野鳥が媒介する吸血性のダニ

気密性、保湿性の高い建物や地下街などで、
動物に寄生して吸血するダニがいます。
トゲダニ亜目オオサシダニ科のイエダニトリサシダニです。

これらは動物に寄生し、吸血することで生きているのですが、
人が咬まれると赤くただれたり、痒みが残ります。

吸血されると、大きいもので直径約10mmもの皮疹が出来てしまう場合があります。

オオサシダニの特徴

オオサシダニ科のダニは、体長0.6mm~0.7mmとかなり大型で、肉眼で見ることもできます。

イエダニはネズミの巣内に生息し、高温下の初夏から秋にかけて繁殖し、膨大な数にのぼることもあります。
普段はネズミから吸血しますが、ネズミが駆除されたり、
営巣を放棄したりなどで巣に戻らなかった場合、
人や他の動物から吸血しだすことがあります。
また、リケッチアという病原菌やウイルスを媒介することもあります。

ネズミがいなければ、検出されることもありませんが、
逆に、被害にあった場合は近くにネズミの巣がある可能性があります。

トリサシダニはニワトリの巣や、スズメ、ムクドリなどの野鳥の巣に生息しています。
特に繁殖期があるわけでもなく、通年見られます。
こちらも同じく、普段は鶏から吸血していますが、雛が巣立つなどで鳥がいなくなると、
室内に入る場合があり、人や他の動物から吸血することがあります。

屋根裏やベランダ、軒先、換気口周辺に鳥の巣がある場合は、
トリサシダニがいる可能性もありますので、注意した方がよいでしょう。

イエダニやトリサシダニは、寄生主がいなくなると人への被害が増えるという共通点がありますので、
ネズミの場合は駆除した後、鳥の場合はその鳥がいなくなった後に気をつける必要があります。

イエダニ、トリサシダニ対策

イエダニを駆除するためには、ネズミは駆除することと同時に、巣の除去までしておく必要があります。
巣を見つけることは大変ですが、市販の殺虫剤にも弱いですので、
ネズミの通り場所や巣のありそうな場所に散布しておくとよいでしょう。
板の割れ目に潜む場合もありますので、その辺も忘れずに散布しておくとよいと思います。

トリサシダニの対策は、野鳥の場合は巣を除去して焼却した方が良いでしょう。
かわいそうですが、野鳥は同じ場所に帰ってくる習性がありますので、
繰り返しトリサシダニが発生する可能性があるのです。

飼っている鶏に発生した場合は、鶏小屋や鶏の体に直接薬剤を散布した方が良いでしょう。

ダニ駆除対策

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