意外な所に潜むカビが、命を脅かす!

梅雨の時期になると発生しやすいカビ。
掃除をしてもすぐに発生してしまいます。
放っておくとダニの餌になってしまうので、ダニも繁殖してしまう厄介者です。

そして、カビの胞子は目に見えなくてもそこら中を飛んでいます。
カビの胞子が増えすぎて、それを大量に吸い込んでしまうと、
アレルギー性気管支肺アスペルギルス症という、
気管支に炎症が起きる病気になってしまう可能性があります。

炎症が起きてしまうと、徐々に気管支や肺の機能が失われ、呼吸困難になることもあり、
最悪の場合は死にも至ってしまいます。

2011年6月21日放送の「たけしの家庭の医学」は2週に渡ってのダニ・カビ対策でしたが、
今回はカビがテーマで、アスペルギルス症についてと、
掃除をしていてもカビが潜む意外な場所について紹介されていました。

アスペルギンスとは?

アスペルギンスというのは、アスペルギルス属の真菌のことです。
その種類は200種類以上もあります。
どこにでもいる一般的なカビで、その胞子は誰もが毎日吸っていると言ってもよいでしょう。

日常生活で普通に吸っている分には問題ありませんし
これを取り除こうとするのは不可能です。
問題なのは、一気に大量に吸い込んでしまうことです。

アレルギー性気管支肺アスペルギルス症は、その名の通りアレルギー反応で、
大量に吸い込まないようにすることが大切です。

症状としては、咳が止まらなかったり、発熱や茶色い痰が出続けるといったものが挙げられます。
この症状は、気管支炎や肺炎にも似ているので、専門医ですら見分けるのが難しいそうです。

掃除をしていてもアスペルギルス症になる場合がある

カビが発生する要因となるのは主に湿気ホコリです。
カビは水や湿気の多いところを好みますし、ホコリを餌にしています。

逆に乾燥には弱いので、こまめに掃除をすることと、風通しを良くすることは大切です。

しかし、どんなにキレイに掃除をしていても、窓を開けていたとしても、
アスペルギルス症になってしまう場合があります。

その理由は、室内に空気の淀みのある場所があるからです。

窓を開けても、部屋全体に風が通るわけではありません。
例えば部屋の隅っこにホコリが溜りやすいのは、隅っこにホコリが追いやられるからですが、
同時に空気がそこに滞留しているわけです。

1gのホコリには、約100万個のカビの胞子が付いていますから、
ホコリの溜りやすい場所は気をつけるようにしましょう。

空気が滞留し、カビが発生しやすい場所

カビが発生しやすいのはお風呂やキッチンの水回りですが、
それ以外に、意外なカビの発生しやすい場所、空気が滞留しやすい場所を紹介します。

ベットの下

ベットの下、またはマットレスの下は、カビの格好の住み家です。
下に隙間のないベットだったとしても、人の手の入らないような、
ほんのちょっとの隙間でも空気は滞留しますので、ホコリが溜り、カビは発生します。

そしてさらに、私達は寝ている間にコップ一杯分くらいの汗をかいていますが、
それがベットやマットレスの下に汗がたまり、湿度が高くなります。
そうなると、さらに繁殖条件が整ってしまいます。

北向きの部屋

北向きの部屋は、南向きの部屋と比べて日射量が違います。
日当たりが悪いわけです。

また、窓を開けていたとしても、南向きの部屋よりも湿気が高くなりがち。

日当たりが悪いということと、湿度が高いということは、
カビが発生しやすいということが言えます。

たまには扇風機で風を循環させたり、除湿機を使うようにしましょう。

空気の淀み改善方法

空気の淀みは、ほんの少し工夫するだけで改善される場合もあります。

ベットと壁の間に隙間を作る

ベットはついつい壁にくっつけがちになります。
しかしそれは、風の通り道を防ぐということですので、
ほんの10cm開けるだけで、ベットの下にも風の流れを作れます。

窓の開け方を変える

窓を開ける際、いつも右側の窓を開けていたとしたら、
たまには反対の左側の窓も開けるようにします。

開いている窓が違えば、風の入る角度も違ってきます。

一般に、風の進入口と出口を結ぶ線が長いほど、空気はより循環します。
その流れを中心にし、たまに開ける窓を変えるようにすると良いでしょう。

クローゼットもたまには開けて下さい。
乾燥剤を使うとより効果的ですが、水がたまったらすぐに交換するようにしましょう。


アスペルギルス症は、今に始まったものではありません。
しかし昔の家は、風通しも考えた設計になっていて、ある程度対応することができました。

一方で現代は、暑くなるとエアコンをつければ良いので、風通しを考えなくても良いようになり、
結果としてカビが発生しやすい環境が整えられたわけです。

学術的に観測はされていませんが、日本にはアスペルギルス症予備軍が10万人以上いるとも言われています。
特にアレルギー体質の方はなりやすく、完治することもないので、十分気をつけなければいけませんね。

ダニ駆除対策

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