食料庫に潜むダニの恐ろしさ

ダニは湿気が多い場所で繁殖しやすく、
人間のフケやホコリ、食べカスなどを餌として好みます。

このような場所と言えば、ベットや押入れ、飼っているペットなどが代表的ですが、
見過ごされがちな場所があります。

それは、キッチンの食料庫や調味料庫です。

東京環境アレルギー研究所の調べによると、
一気に大量のアレルゲンを吸い込むことによる急性のショック症状、
アナフィラキシーを発症した患者の食料庫には、
アレルギーを起こす基準値の40倍ものダニが見つかるそうです。
(厚生労働省のダニの安全基準は1平方メートルあたり100匹以下)

食料庫に保存しているうま味成分を含んだ食品は、ダニの大好物で、
人の衣服やスリッパなどにくっついてきたダニが、
臭いを感知して食料庫に忍び込み、繁殖していきます。

使いかけのものは要注意

ダニは、人間が食べるものは何でも好むと思って良いでしょう。

特に、かつお節や干しエビ、しいたけ、昆布、粉類など、旨味成分をふくむものは要注意で、使いかけのものは、ダニ繁殖の格好の場所となります。

1度で使い切ることはそうありませんので、折り曲げてゴムで止めたり、
洗濯バサミではさんだりして保存したりしがちですが、
ダニは目で見てもわからないような隙間から忍び込んでいきます。

ジップロックをしていても、ビンを固く締めていたとしてもダメです。
ダニは約0.3ミリほどなので、簡単に入ってしまいます。
ビンの場合も閉める螺旋に沿って登ってきます。
0.05ミリ以上の隙間があればダニは侵入可能なんです。
人間の目には見えませんので、目視による安全確認は不可能です。

食料品の保存方法

ダニは目に見えませんし、どんなにきれいに掃除をしている家でも必ずいます。
掃除をして換気することである程度の繁殖は防げますが、
食料品の保存方法が悪いと、どんなに掃除をしても台無しになってしまいます。

それだけ食品の保存方法というのは大切なんですね。
封を開けたものは匂いが漏れてダニを呼び寄せてしまいます。

そこで、対策方法を紹介します。

対策その1

袋の口を折り曲げて、粘着テープを貼ります。

対策その2

プラスチック容器を二重容器にします。
フタもそれぞれきちんと閉めます。

さらに、ダニは乾燥に弱いので外側の容器の中に
乾燥剤を入れると繁殖しにくくなります。

このようにすることで、ダニが外側の容器に侵入しても
乾燥剤の効果で弱って死んでしまいます。

対策その3

中でも一番効果的なのは、封を開けたものは冷蔵庫に入れることです。
上の方法と組み合わせて、封を開けたものはなるべく冷蔵庫に入れ、
早く使い切るようにしましょう。

粉になってしまっているものは要注意

例えば入りゴマなど、封を開けたまま長いこと使っていないと、
一部粉状になってしまうことがあります。

これは、商品の劣化とは違います。
実は、ダニがかじった跡なんです!

つまり、こういう状態になってしまったものは、ダニが多く潜んでいる可能性があるので、勿体ないですが処分してしまいましょう。

ダニは死んでも死骸がアレルゲンになる

生きているダニは、換気をして湿気をとれば繁殖を抑えることができます。
なので、湿気取り対策として除湿機を使ったり、エアコンのドライ機能を使ったり、
風が抜けるように2か所以上の窓を開けることも大切です。

しかしそれは、繁殖を抑える対策としてはかなり有効なのですが、
アレルギーの原因である、アレルゲンを取り除く対策にはなりません。

ダニの糞や死んでしまった死骸こそがアレルゲンの原因なのです。

熱を通してもなくなるものではないので、食品の中にダニがひそむと実に厄介ですね^^;

これを取り除くことは不可能に近いですので、袋ごと処分してしまうのが賢明です。
たとえダニによってアナフィラキシーを起こしても、
病院では原因不明と診断されることもまだまだ多いようですので、
自分の身は自分で守らなければいけません。

普段からダニが来ないような対策をすることが大切ですね。

ダニ駆除対策

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ

関連する記事:1件

コメントする




« みんなの家庭の医学 ダニ・カビ徹底対策SP | ホーム | 激しい痒みを引き起こす ヒゼンダニ »

このページの先頭へ